We dance とは

「We dance」は、アーティストの創造意欲とエネルギーの求心力で日本のコンテンポラリーダンスの活性化を目指し、NPO法人Offsite Dance Projectが2009年から毎年横浜で開催しているダンス・コミュニティ・フォーラムです。
毎回多分野のアーティストが多数企画・制作・運営に参加し、出演する〈アーティストラン〉のダンスプログラムを特徴とし、これまで二回にわたり、国の重要文化財である横浜市開港記念会館の全室を使用し、アーティストが自身の前提を揺さぶるようなダンスの試み、潜在的な力を引き出す試み、観客との関係を問い直す試みなど、ダンスの深い思考を促す企画に取り組んできました。


第3回目を迎える「We dance 2011」では、新たに三人の若手アーティストをディレクターに迎え、「舞台芸術ミーティング(TPAM)in横浜」と連携し、約1か月間にわたる先行ワークショップに続き、2/15から6日間のフォーラムを「馬車道駅」周辺の屋内外で開催します。


身体に実直に向き合おうとするきたまり、ジャンルを横断して身体の新たな可能性を拓こうとする捩子ぴじん、ユニークな発想で開かれたダンスの場を作る篠田千明。いずれも1980年代生まれの三人のディレクションでは、ダンスのみならず、演劇、音楽、美術、映像のアーティスト、建築家やロボティクス研究者も参加し、多彩なプログラムが登場します。
また、番外編として、各国で高い評価を得ているベルギーのハイネ•アヴダルと篠崎由紀子による「Field Works-office」を、とある建築設計事務所にて日本初演します。


常に新たな展開を模索し、多様なダンスの価値観や考え方が共存する場を作っている「We dance」。
多くの方々に立ち会っていただきたいと願っています。ぜひご参加ください。



開催概要

【プログラム構成/開催日/会場】
 「We dance 2011」ワークショップ試行と交換
 2011年1月8日(土)〜2月12日(土)会場:急な坂スタジオ
 「We dance 2011」フォーラム
 2011年2月15日(火)〜20日(日)
 /会場:ヨコハマ創造都市センター(YCC)、馬車道大津ギャラリー、周辺屋内外など


[入場方法のご案内]
すべてのプログラムは、「We dance 2011回数券」でご入場いただけます。
※「ワークショップ試行と交換」を除く
回数券:2,000円(500円/5枚綴り) 4000円(500円/10枚綴り) ※2/15-20有効
販売場所:YCC B1F「We dance 2011」総合受付にて、当日のみ販売(12:00受付開始)
▶定員のあるプログラムは、入場整理券が必要です。当日12時から「総合受付」にて発行します(先着順/定員〆切)。
▶TPAM & We dance Presentsの「Field Works-office」は、TPAMのウェブサイトで予約申込。


[問合せ先]
NPO法人Offsite Dance Project(担当:岡崎)
Tel&Fax.045-565-2331 E-mail: info@offsite-dance.jp URL:http://www.offsite-dance.jp



主催NPO法人Offsite Dance Project国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM in Yokohama)実行委員会  
助成:公益財団法人セゾン文化財団、横浜における創造的活動助成  
プロダクション助成:Field Works-office:ノルウェー政府、ベルギー・フランダース政府/フェデラツィア:スロベニア文化省
特別協力:急な坂スタジオ
協力:ルフトツーク、STスポット、(株)コンテンポラリーズ、構造計画設計室 中村由美子アトリエ、(有)天野和俊デザイン事務所、オフィス・ワンツゥスリー